論文博士目指す人の日記

論文博士目指す人のくらしを綴ったもの

2024/04/24

起床即異様疲労&頭痛。歯の被せものが取れたせいかも。とりあえずドラフト指名待ちの野球パーソンのように歯医者からの電話をひたすら待つ。

待ってる間に論理出社。

近所のお店で売られていなかったので仕方なく通販で注文したスヌーピーデザインの日焼け止め (色ムラ補正あり) が届いた。

日焼け止めを塗った後に歯医者から電話きてすぐに予約取れた。歯医者でまた被せてもらった。0円だった。

帰りに強い便意が襲ってきた。周りは住宅地でトイレ借りられそうなお店がない。どこにもない。パンツが汚れるよりはましだと判断し、人目のつかなくて防犯カメラもなさそうな場所をみつけて無様に排便晒した。アーモンド一粒ほどの便であった。ペットのうんこを放置すると罰金取るみたいな張り紙をしている家をちらほら見かけるが、それは人間にも適用されるのだろうか。このコンクリートジャングルの中で、やむを得ない生理現象を罰することができるだろうか。神よ、私を裁けるだろうか。私はヒューマニズムの人間だ。そんなものには当然中指を立てる。神は死んだ。

そして帰宅したら、金曜日のBIG EVEVTの予定がなくなったとの連絡がきた。BIG EVEVTへの準備は後に活きることがわかっているものの、必死に当日に間に合わせようと頑張っていたので、それがなくなって困惑してどうすればいいかわからなくなった。それに加えて無様に排便したことによる人間としての尊厳を失ったショックもあった。人間としての尊厳など幻想に過ぎない。私は唯物論者だ。そうわかっていても、社会性をインストールしているので罪悪感がある。頭の中はしっちゃかめっちゃかで冷静な判断などできない状態だった。お腹が相変わらず気持ち悪い。

さすがに野外排泄をする状況になるのは異常なので、医者に診てもらうことにした。医者が云うには、最近ウイルスが流行っていて今月の頭には一日に十人ほど同じ症状の人々が来たとのことで、そのウイルスではないかとのこと。そのウイルスは感染性はなく免疫でどうにかなるらしい。整腸剤が処方された。

再度帰宅した頃には、私のライフはゼロになっていた。なっていたにも関わらず通販で注文したハードな三点セットが届いた。

タイミングが悪すぎる。メタルにハードコアとハードコア。こういうのは元気がある時じゃないと楽しめない。どうしてこんな時に……。そうはいえども、DIR EN GREYの新譜だけはどうしても気になって聴いた。明らかに万人に受け入れられるような曲ではない、かっこいいけどとにかく暗い曲。それにも関わらず、日本だけでなく海外でも人気のあるバンドだ。売れ線っぽい曲を作らされていた時期もあったが、今はやりたいことをやって売れている、というのに憧れる。暗い人向けの暗い曲が受け入れられているのは、よいことだ。ビーイング系の明るい曲が苦痛な人間だってここにいるんだ。

あ?博士論文?知らねえよ、そんなもの。人間は今現在自分を照らしている幸福には目もくれはしないが、ありもしない意味のない光ばかりを有り難がり、追い求め、その虚な希望に背中を焼かれて苦しみ続けるものだ。畢竟、今は自分の健康に目を向けるべきタイミングであり、博士号にリソースを注ぐべきではない (第三回目にして日記の目標を否定)。

何もできなかったのか、それとも何もしなかったのか。その違いは大きい。今日は何もできなかったのだ。

不眠症で薬を飲まなきゃ夢を見ることすらできないので、薬飲んでさっさと寝る。